2011年12月アーカイブ

1.水をカルキ抜きする
市販のカルキ抜き剤を使うか、日光に一日以上当てて塩素抜きした水を使う

2.水槽に水を入れる

3.濾過器を動かし、一週間は放置する
この間に水性バクテリアが少しだけ繁殖する

4.一週間後、パイロットフィッシュと呼ばれる、生き物を入れる
一般的にはメダカ・小さい金魚・ネオンテトラなどを入れている。
立ち上げ初期にはこれらの生き物が死んでしまうことが多いので、パイロットフィッシュを入れることを嫌がる人もいます。

無知だった私は立ち上げ初期に、5cm弱の琉金を入れてしまいました。
結果的に大きな琉金は小金魚よりは頑丈なので、生き延びてくれました。


5.毎日、亜硝酸濃度を測る。
 規定値を上回っていたら、カルキ抜きした水を交換し、水質が落ち着くまで待つ。
 2~3週間で落ち着くはずです。

6.亜硝酸濃度が落ち着いた後、一週間は亜硝酸濃度の安定を確認したら、エビを投入


この課程で入れると、エビは水槽の立ち上がりから、最低一ヶ月後でないといけない。
それより前に入れると、亜硝酸の毒で死んでしまいます。


エビ飼いの本音としては、2~3ヶ月後に入れることをお勧めします。

慣れないうちは立ち上げ1ヶ月後から、パイロットフィッシュが病気のため、魚の投薬でエビを弱らせたりします。

水草を入れている場合は、水中適応の葉の生え替わりの時期に当たるので、水槽の管理に忙しいから、エビの変調に気が付いてはあげられない。
1.スポンジフィルター
 外掛けの濾過器の吸水口などに付ける、スポンジを利用してするろ過

<メリット>
・ろ過能力は優れている
・稚エビを吸わない

<デメリット>
・水槽内のスペースを取る
・洗浄が頻繁になる


2.ウール素材
 外掛け、外部フィルターに入れるタイプ

<メリット>
・交換が簡単
・安価である

<デメリット>
・交換が頻繁であるため、コストが掛かる
・1週間に一回のろ過が必要となるため、生物ろ過は期待できない


3.活性炭
 文字通り、炭です

<メリット>
・安価である
・入手しやすい

<デメリット>
・交換時期が目で見て分かりにくい
・セラミック素材に比べて、交換は頻繁になる


4.セラミック素材
 ボール型、ドーナツ型など、色々な形のセラミックの粒

<メリット>
・ろ剤の交換の手間が少ない
・外掛け・外部式・上部などの濾過器に使える

<デメリット>
・値段により管理の手間が大幅に違う(高けりゃ、手間は楽)
知っている範囲で

1.投げ込み式
 一般的にブクブクと言われている物。セット販売の水槽に付いていることの多い濾過器

<メリット>
・エアレーション効果も見込める
・外掛けなどよりは、底面のろ過能力はある
<デメリット>
・ろ剤の要領が小さく、ろ過機能を見込めない。そのため、ろ過剤の交換が頻繁になる


2.水中モーター式
 水中にモーターごと、セットする濾過器

<メリット>
・ろ過後の水が水中で循環するので、CO2添加をしている水草水槽には向いている

<デメリット>
・水槽に直に入れるので、スペースが少なくなる


3.外掛け式
 水槽の縁に掛けるタイプの濾過器

<メリット>
・ろ剤が簡単に交換できる
・ろ過面積は投げ込み式よりあるので、そこそこのろ過能力が認められる

<デメリット>
・ろ剤の交換が1週間に一回になるので、生物ろ過が望みにくい
生物ろ過:バクテリアを利用し、不純物を分解するろ過方法のこと。安定している水槽には必ず、生物・物理の両ろ過を必要とする


4.底面フィルター
 底にフィルターを引く形式の濾過器

<メリット>
・底面の汚れを完全にろ過するため、ろ過能力に優れている
・水中に沈めているため、水槽上部がすっきりする

<デメリット>
・水中にフィルターがあるため交換がしにくい・冬場には面倒に感じる
・フィルターが底にあるため、汚れが分かりにくい


5.外部ろ過
 外部のタンクに水を循環させてする濾過器

<メリット>
・濾過器の管理が殆ど必要としない
水槽の環境によるが手入れは3~6ヶ月。人によっては1年も、ろ剤の洗浄をしていないこともある。今はこの濾過器を3ヶ月以上放置しているが、不都合はありません
・CO2を添加している場合、CO2が逃げない

<デメリット>
・ろ剤・濾過器共に効果である
60cm水槽用で8000円~15000円はする。ろ剤も10000円弱はする
・濾過器がデカイので、水槽の横にスペースがいる


6.上部フィルター
 水槽の上部に掛けるタイプの濾過器

<メリット>
・ろ剤の面積はあるので、ろ過能力に優れている
・メンテナンスは簡単
・水槽とセットで飼えば、安く手にはいる

<デメリット>
・水槽上部は塞がるのでライトを多数、必要な場合は不便になる
必要な物は下を見て下さい。

 1.水槽

 2.濾過器

 3.温度計

 4.ヒーター

 5.扇風機
   暑くなるとすぐにクーラーを入れる人は必要なし)

 6.pH
   ペーパータイプはph分かりづらい、液体がお勧め

 7.亜硝酸濃度判定液
   テトラ社なら詰め替え用薬剤が売っています

 8.カルキ抜き

 9.バケツ
   換水時に必要

10.砂利などの底石 or 砂
   ショップで売っている物を飼う

11.エサ


あれば良いかな~と思う物

 1.ライト
   明るい水槽の方が見ていて楽しい

 2.バックスクリーン
   水槽に日光が当たらないなら無くてもいい

 3.エアレーション一式
   ポンプ・エアレーション用ストーン・ポンプの空気を送るためのチューブ

抱卵はある日突然、発見することになります。
基本的、抱卵期間は大体、4週間。

甲殻類には多い特徴で・・・
満月に抱卵し、次の満月で産卵する周期で動いている個体が多いです。
(満月に近い漁で取れた、カニは美味しくないって言いますよね~)

抱卵直後は卵が小さくて、分からないことが多いです。


もし、抱卵しているエビを飼っている人は、卵の色と月齢を基準にされると良いと思います。


逆に黄色かったり、白かったり、透明だったら、産卵はまだまだ先です。
グレーがかった卵は発眼のサインですから、隔離の準備が必要です。


隔離は基本的には発眼を確認して、二週間後に抱卵です。


なかなか、抱卵しないなどの話を聞きますが、我が家では何度も抱卵しているので環境の問題があると思います。



要は人間と一緒じゃないでしょうか?
環境と栄養が足りていれば、子供が出来ると思います。

エビの場合に当てはめると成体であって、十分の栄養・安定した水質があれば抱卵します。


時期的には春に抱卵します。
急激な温度の上昇と大幅の換水の直後に、一気に抱卵する傾向があります。

自然環境で言えば雪溶けの新鮮な水が流れ、水温が上がると感じる時期ですね。

秋にも似たような条件が、出来るときがあるので抱卵します。
ゾエアのエサは微生物や、コケなどです。

野生のヤマト自体が幼生が海に下り、海で成長して川に遡上する両側回遊型(りょうそくかいゆうがた)の生物でため、稚エビの段階では汽水の環境が必要です。

発眼前に70%汽水(海水:真水=7:3)を作りましょう。
大ざっぱに計るなら・・・

汽水を1L作る場合は、1Lの海水を作るのに必要な海水の元と、塩を調べます。
それに0.7を掛けた量が、必要な量です。
500mlに換算したい場合は、それに掛ける1/2をすればいいです。

なぜ、1/2か?
500ml/1000ml=1/2だからです。

ペットショップに行けば、海水用の塩と海水の元があります。
それを元に計算して下さい
*塩などを溶かす水は、カルキ抜きをした水を使って下さいね


早めに準備をしていれば、ゾエアのエサとなるコケが出来ます。
抱卵を確認したら、早めに準備しましょう。
ウィローモスも彼らには、良いベッドになるので、準備して上げると喜びます。



エアレーションも必要になるので、優しくエアレーションをしてあげましょう。

ただ、エアレーションは激しくしないように注意してあげて下さい。
小さな体では水流に勝てず、もまれてしますからです。


ヤマトヌマエビは水槽立ち上げ時に出る茶ゴケ、珪藻(けいそう)の類は食べます。
ヒゲ苔、糸苔も緑なら食べますが、黒色の場合は食べません。

手の関係でどちらかと言うと、糸状の苔はよく食べてくれますが、茶コケの除去は苦手みたいです。

小さなハサミでチマチマと刈り取っても、平面についている茶コケを完全除去は難しいようです。



言うまでもなく、藍藻なんかは絶対に食べません。

藍藻とは底面に張り付きやすく、濃い緑色のヌメ~とした感触。刺激臭のする藻のこと。アクアリウムの師匠には、死に神藻と教えて貰いました。
藍藻が発生した水槽は、リセットをした方が良いと聞きます。


コケ取りを考えているのなら60cm水槽で20匹~60匹が必要です。

コケが無くなってからは別の水槽に分けるか、彼らが満足するエサを与えないと、水草は食害にあいます。


そのサインに気が付かなかったら、共食いしますから、彼らの機嫌を見てあげて下さい。
脱皮した仲間を襲って減らすなんて、エグイ光景を目の当たりにしますよ。


共食いの光景は、意外とショックを受けます。
食事をしているときに、見たら食欲が落ちます。
(落ちました。ごめんね。我が家のエビちゃん'Sよ・・・。)
我が家でも水槽立ち上げ1ヶ月後に、緑の糸藻が大量発生したときに購入しました。

そのときは水草の半数が糸藻に覆われ、水草軍団は苔勢力に負けそうになったときのことです。

この通り、半分弱が水草に覆われている水槽ですから、かなりの量の藻と、大量の茶コケと、緑コケがいたんです。


ヤマトエビ水槽 水槽サイズ 60cm 
 濾過器    コトブキ パワーボックス45
 魚       グッピー 10
          ネオンテトラ 2
          カージナルテトラ 11
 蛍光灯    2本 (18w)
水槽を持っていてコケを見ない人はきっと、ないに等しいでしょう。
大体、タンクメイトで出る候補は、こんなものじゃないでしょうか?

<ミナミヌマエビ・ヤマトヌマエビ>
両方とも比較的安価に入手可能

一般的な熱帯魚屋では1匹あたりミナミ50円、ヤマト150円程度。
小型テトラ類との相性がよい。
水草の苔取りに役立つが、ヤマトヌマエビは餌が不足すると水草の新芽そのものを食い荒らすことがある。



<イシマキガイ>
多くの種が市場に出回っており、比較的安価に入手可能。

水槽面を這いまわりコケを食べるが、逆さに落ちてしまうと自力で戻る事が出来ないため飼育者が手助けしてあげる必要がある。
逆さのまま放置すると死んでしまうので注意。
水槽を這っているうちに、水槽の外に落ちることがあります。
一度、落ちると水槽に自力で帰れなくなるので、水槽に蓋をすることを忘れないようにしよう。



<オトシンクルス・オトシンネグロ>
いずれも3cm前後と小型のナマズ。小型水槽の苔取りに役立つ。



<アルジーイーター>
その名の通り苔(=アルジ)取りに役立つ。
基本的に温和で物陰に隠れているが、瞬発力が高く大型になると回りの魚を追い払う・水草を引っこ抜くなどする。
ゴールデン・アルジイーターはピンクと白の色合いが美しいが、アクアリストの間では同じ苔取りであればフライングフォックスの方が無難であるとの意見が多い。



<カマツカ・ツチフキ>
コイ科の底生魚。
日本産淡水魚との混泳に好適で、底床(砂利など)の掃除屋として役立つ。
砂利を掘り起こすので、水草を引き抜いてしまうことがある。



<コリドラス>
体長は10cmに満たないが、愛らしくファンが多い。
水槽内では、底面を主な活動の場としている。
ほとんどの種類はおとなしく、他の熱帯魚との混泳に向く。
水底を漁って餌を採るので、水槽の掃除屋として飼育されることもよくある。


<プレコ>
正式にはプレコストムス(Plecostomus)。飼育者の間の呼称では略称の「プレコ」が定着している。
性質は一部を除きおとなしい。
吸盤状の口でガラス面や流木などの「コケ」(付着する藻類)をこそげとるように食べる。
そのため水槽の掃除役としても飼っておけるが、歯が強力なためアクリル水槽では傷がつくことがある。
また、藻類ばかり食べるわけではなく、水中の木をかじったり、大型魚の体表をなめたりすることもある。

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