苔取り~タンクメイト~

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水槽を持っていてコケを見ない人はきっと、ないに等しいでしょう。
大体、タンクメイトで出る候補は、こんなものじゃないでしょうか?

<ミナミヌマエビ・ヤマトヌマエビ>
両方とも比較的安価に入手可能

一般的な熱帯魚屋では1匹あたりミナミ50円、ヤマト150円程度。
小型テトラ類との相性がよい。
水草の苔取りに役立つが、ヤマトヌマエビは餌が不足すると水草の新芽そのものを食い荒らすことがある。



<イシマキガイ>
多くの種が市場に出回っており、比較的安価に入手可能。

水槽面を這いまわりコケを食べるが、逆さに落ちてしまうと自力で戻る事が出来ないため飼育者が手助けしてあげる必要がある。
逆さのまま放置すると死んでしまうので注意。
水槽を這っているうちに、水槽の外に落ちることがあります。
一度、落ちると水槽に自力で帰れなくなるので、水槽に蓋をすることを忘れないようにしよう。



<オトシンクルス・オトシンネグロ>
いずれも3cm前後と小型のナマズ。小型水槽の苔取りに役立つ。



<アルジーイーター>
その名の通り苔(=アルジ)取りに役立つ。
基本的に温和で物陰に隠れているが、瞬発力が高く大型になると回りの魚を追い払う・水草を引っこ抜くなどする。
ゴールデン・アルジイーターはピンクと白の色合いが美しいが、アクアリストの間では同じ苔取りであればフライングフォックスの方が無難であるとの意見が多い。



<カマツカ・ツチフキ>
コイ科の底生魚。
日本産淡水魚との混泳に好適で、底床(砂利など)の掃除屋として役立つ。
砂利を掘り起こすので、水草を引き抜いてしまうことがある。



<コリドラス>
体長は10cmに満たないが、愛らしくファンが多い。
水槽内では、底面を主な活動の場としている。
ほとんどの種類はおとなしく、他の熱帯魚との混泳に向く。
水底を漁って餌を採るので、水槽の掃除屋として飼育されることもよくある。


<プレコ>
正式にはプレコストムス(Plecostomus)。飼育者の間の呼称では略称の「プレコ」が定着している。
性質は一部を除きおとなしい。
吸盤状の口でガラス面や流木などの「コケ」(付着する藻類)をこそげとるように食べる。
そのため水槽の掃除役としても飼っておけるが、歯が強力なためアクリル水槽では傷がつくことがある。
また、藻類ばかり食べるわけではなく、水中の木をかじったり、大型魚の体表をなめたりすることもある。

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このページは、t.nが2011年12月 3日 17:07に書いたブログ記事です。

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