1.水をカルキ抜きする
市販のカルキ抜き剤を使うか、日光に一日以上当てて塩素抜きした水を使う
2.水槽に水を入れる
3.濾過器を動かし、一週間は放置する
この間に水性バクテリアが少しだけ繁殖する
4.一週間後、パイロットフィッシュと呼ばれる、生き物を入れる
一般的にはメダカ・小さい金魚・ネオンテトラなどを入れている。
立ち上げ初期にはこれらの生き物が死んでしまうことが多いので、パイロットフィッシュを入れることを嫌がる人もいます。
無知だった私は立ち上げ初期に、5cm弱の琉金を入れてしまいました。
結果的に大きな琉金は小金魚よりは頑丈なので、生き延びてくれました。
5.毎日、亜硝酸濃度を測る。
規定値を上回っていたら、カルキ抜きした水を交換し、水質が落ち着くまで待つ。
2~3週間で落ち着くはずです。
6.亜硝酸濃度が落ち着いた後、一週間は亜硝酸濃度の安定を確認したら、エビを投入
この課程で入れると、エビは水槽の立ち上がりから、最低一ヶ月後でないといけない。
それより前に入れると、亜硝酸の毒で死んでしまいます。
エビ飼いの本音としては、2~3ヶ月後に入れることをお勧めします。
慣れないうちは立ち上げ1ヶ月後から、パイロットフィッシュが病気のため、魚の投薬でエビを弱らせたりします。
水草を入れている場合は、水中適応の葉の生え替わりの時期に当たるので、水槽の管理に忙しいから、エビの変調に気が付いてはあげられない。
1.スポンジフィルター
外掛けの濾過器の吸水口などに付ける、スポンジを利用してするろ過
<メリット>
・ろ過能力は優れている
・稚エビを吸わない
<デメリット>
・水槽内のスペースを取る
・洗浄が頻繁になる
2.ウール素材
外掛け、外部フィルターに入れるタイプ
<メリット>
・交換が簡単
・安価である
<デメリット>
・交換が頻繁であるため、コストが掛かる
・1週間に一回のろ過が必要となるため、生物ろ過は期待できない
3.活性炭
文字通り、炭です
<メリット>
・安価である
・入手しやすい
<デメリット>
・交換時期が目で見て分かりにくい
・セラミック素材に比べて、交換は頻繁になる
4.セラミック素材
ボール型、ドーナツ型など、色々な形のセラミックの粒
<メリット>
・ろ剤の交換の手間が少ない
・外掛け・外部式・上部などの濾過器に使える
<デメリット>
・値段により管理の手間が大幅に違う(高けりゃ、手間は楽)
知っている範囲で
1.投げ込み式
一般的にブクブクと言われている物。セット販売の水槽に付いていることの多い濾過器
<メリット>
・エアレーション効果も見込める
・外掛けなどよりは、底面のろ過能力はある
<デメリット>
・ろ剤の要領が小さく、ろ過機能を見込めない。そのため、ろ過剤の交換が頻繁になる
2.水中モーター式
水中にモーターごと、セットする濾過器
<メリット>
・ろ過後の水が水中で循環するので、CO2添加をしている水草水槽には向いている
<デメリット>
・水槽に直に入れるので、スペースが少なくなる
3.外掛け式
水槽の縁に掛けるタイプの濾過器
<メリット>
・ろ剤が簡単に交換できる
・ろ過面積は投げ込み式よりあるので、そこそこのろ過能力が認められる
<デメリット>
・ろ剤の交換が1週間に一回になるので、生物ろ過が望みにくい
生物ろ過:バクテリアを利用し、不純物を分解するろ過方法のこと。安定している水槽には必ず、生物・物理の両ろ過を必要とする
4.底面フィルター
底にフィルターを引く形式の濾過器
<メリット>
・底面の汚れを完全にろ過するため、ろ過能力に優れている
・水中に沈めているため、水槽上部がすっきりする
<デメリット>
・水中にフィルターがあるため交換がしにくい・冬場には面倒に感じる
・フィルターが底にあるため、汚れが分かりにくい
5.外部ろ過
外部のタンクに水を循環させてする濾過器
<メリット>
・濾過器の管理が殆ど必要としない
水槽の環境によるが手入れは3~6ヶ月。人によっては1年も、ろ剤の洗浄をしていないこともある。今はこの濾過器を3ヶ月以上放置しているが、不都合はありません
・CO2を添加している場合、CO2が逃げない
<デメリット>
・ろ剤・濾過器共に効果である
60cm水槽用で8000円~15000円はする。ろ剤も10000円弱はする
・濾過器がデカイので、水槽の横にスペースがいる
6.上部フィルター
水槽の上部に掛けるタイプの濾過器
<メリット>
・ろ剤の面積はあるので、ろ過能力に優れている
・メンテナンスは簡単
・水槽とセットで飼えば、安く手にはいる
<デメリット>
・水槽上部は塞がるのでライトを多数、必要な場合は不便になる
必要な物は下を見て下さい。
1.水槽
2.濾過器
3.温度計
4.ヒーター
5.扇風機
暑くなるとすぐにクーラーを入れる人は必要なし)
6.pH
ペーパータイプはph分かりづらい、液体がお勧め
7.亜硝酸濃度判定液
テトラ社なら詰め替え用薬剤が売っています
8.カルキ抜き
9.バケツ
換水時に必要
10.砂利などの底石 or 砂
ショップで売っている物を飼う
11.エサ
あれば良いかな~と思う物
1.ライト
明るい水槽の方が見ていて楽しい
2.バックスクリーン
水槽に日光が当たらないなら無くてもいい
3.エアレーション一式
ポンプ・エアレーション用ストーン・ポンプの空気を送るためのチューブ
我が家には水槽は二器あります。
一方がエビちゃん水槽で、もう一方が金魚水槽です。
金魚という魚は水槽をとっても汚す魚で、水換えが頻繁に必要になります。
頻度としてはエビ水槽が、2週間から4週間に一回の水換えで済むところが、金魚は1週間から2週間に一度は水換えが必要です。
2週間目には下に汚れが浮いています。
ベアタンクではないため、フィッシュレットを置いても意味がありませんしね・・・。(多少はあるのかも知れませんけど)
ほぼ、一年前にKOTOBIKIの外部濾過を購入しました。
で、朝・・・。
金魚水槽のおいてある、床が洪水になっていました。
原因はパッキンが緩んでしまい、そこから水が漏れていたのが原因でした。
この一年、1から3ヶ月に一回は濾過器の中を洗っていたのが、パッキンには良くなかったようです。
しかし、洗わないと3ヶ月を前にすると、濾過能力が落ちてしまい、水槽には藻が発生するわ、汚れは吸わなくなるわ。
我が家の濾剤はボール状の物です。
そのせいか、詰まると水の流れが悪くなり、濾過器を頻繁に洗う原因かもしれません。
濾剤の形状はリング状の物の方が、詰まらないかも知れませんね。
話は変わり・・・。
友人に同じ時期にエーハイムを使った人がいます。
その人に聞くと、濾剤部分の洗浄なんて、この一年でしていない、とのこと。
エーハイムは値段は高いです。
でも、性能は良いです。
値は値ですね。
金魚なんて汚れやすい生き物を飼う場合は、濾過器の能力のサイズをワンサイズ大きめの能力で出来る物を使えば、トラブル回避は出来るかも知れません。
例えば・・・
60cm水槽の場合は、90cmまで濾過できる濾過器を選べば、一杯一杯になりにくいでしょう。