2011年3月アーカイブ

ヒゲゴケ

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水槽にヒゲゴケが出てきた。
やっぱりコケは、水槽の調子が良くないサインでした。
しばらくすると、金魚に尾腐れ病が発症しました。
ヒーターの設定を見ると、28℃になっていました。


尾腐れ病は、尾びれや背びれが充血して、真っ赤になります。
さらに病気が進行すると、尾びれや背びれが腐ってボロボロになります。
最後は衰弱して、死んでしまう怖い病気です。
その尾腐れ病の菌は、28℃で活動が活発になり、感染力があがります。


水槽に薬を入れ、砂の中を念入りに掃除をしました。
残念ながら、力尽きた金魚もいました。
それでも、対処のお陰で、残った金魚たちも元気になりました。

凶暴なエビ

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エビの好物は何か?

タンクメイトとして水槽で飼うヤマトヌメエビは、苔を食べます。

池で小さいエビを捕るときは、マッシュポテトをエサにして、瓶や網を沈めて取ったりします。


どちらにしてもエビは草食だとばかり思っていました。


それが、水槽の中で衝撃的なシーンを目撃しました。


それは、・・・




弱ったグッピーを襲うエビの姿です。

弱ったグッピーが、ヨロヨロしながら泳いでいると、ヤマトヌマエビがそのグッピーに襲いかかり、グッピーの体を押さえ込みました。

必死にもがくグッピーを、エビが押さえ込みながら、口が動いていました。

そのときは、グッピーが何とか逃げ切りました。


でも、3日後。

水槽を眺めていると、グッピーが1匹居なくなっていました。

結局、エビに食べられた様です。

草食だとばかり思っていたエビの、衝撃的な事件でした。


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大体、最適温度は15度~27度くらいです。
でも、この温度範囲内でも急に温度が変われば、星になってしまいます。
温度の急変には気を付けましょう。



安定した状態のエビなら29℃でも、生きていたことは確認しています。

しかし、この段階で体に赤い発疹状の斑点が出ていたので、29℃以下になるようにして下さい。

発疹も5つ以上、出たエビは助かる確率は少ないです。


この場合は急激な変化でも良いので、25℃以下に強制的に下げてもOKです。

温度変化については急に上がると危ないですが、急に下がることには抵抗力は
あります。



高温に弱い性格上、夏場は水槽に扇風機は必需品です。

それでも防げない場合は、凍らせたペットボトルや、氷、保冷剤を入れて温度管理しています。
60cmの水槽で60cm水槽用の扇風機を使っても、2℃しか下がりません。

外気温が30℃を越えると、エビの致死温度になります。


その時は諦めて、クーラーを入れましょう。



初心者は60cm水槽で飼った方が、エビを失う確率が低くなります。
小さいときは温度の変化が激しくなります。
(慣れていても管理の面から言っても、温度や、湿度に敏感な生き物は小型水槽で飼う人は少ないです)

場所に余裕がある場合は、60cm水槽をお勧めします。
環境の管理が断然、楽になります。

成体はわりと丈夫で飼育しやすいです。

しかし、水質の変化には非常に敏感であり、初心者は初期の水慣らしの段階で死なせることが多い。

PHショックには特に弱いので、ペットショップで買った直後は要注意である。



<水慣らしの要領>
1.エビの飼育水のpHと、水槽のpHを計る
*我が家ではpHが1違う場合は、水慣らしに換水 4回としています。
それ以上の時はpH差に合わせて、換水を増やしています。

2.エビのいる水温と、水槽の水温を合わせる。
*このときに飼育水の温度が、数℃単位で違う場合は、30分くらい時間を掛けてすること

3.エビの入っている飼育水の、半分の量の水槽の水を一滴づつ滴下する
*ビニール袋に針で穴を開けて滴下しています
*滴下には最低 20分くらいは掛ける

4.滴下後、水を半分捨てる

5.2と同じ要領で、水に慣らしていく。これをあと、3回は繰り返す



この方法でも乱暴なやり方となります。
理想としては1日掛けて、水を滴下して行くそうです。

失敗した場合は体が赤くなり、全身が赤くなったときに星になります。
ヤマトヌマエビの抱卵と繁殖

今年もヤマトヌマエビが抱卵しています。

写真の様に、お腹にたくさんの卵が出来ています。

淡水でも生きていけるヤマトヌマエビですが、残念ながら淡水では繁殖できません。

汽水(海水と淡水が混じった水)でないと、繁殖できません。


野生のヤマトヌマエビは、川で産卵、孵化します。

その後、川に流されて海に到達し、そこで脱皮を繰り返して、成エビになります。

成エビは川を上流に向かって、さかのぼって行きます。


野生と同じ様な環境で育てないと、繁殖できないので難しい様です。



去年も抱卵していましたが、繁殖しませんでした。

いつの間にか、抱卵していた卵がなくなっていました。

孵化できずに卵のまま放卵したのか、孵化だけはしたかも知れません。

同じ水槽で泳いでいるヤマトヌマエビやカージナルテトラに食べられたと思います。


今は、小さい水槽で金魚の稚魚を育てているので、金魚が大きくなって、小さい水槽が空いたときに抱卵したら、繁殖もチャレンジしたいと思っています。



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