水槽にヒゲゴケが出てきた。
やっぱりコケは、水槽の調子が良くないサインでした。
しばらくすると、金魚に尾腐れ病が発症しました。
ヒーターの設定を見ると、28℃になっていました。
尾腐れ病は、尾びれや背びれが充血して、真っ赤になります。
さらに病気が進行すると、尾びれや背びれが腐ってボロボロになります。
最後は衰弱して、死んでしまう怖い病気です。
その尾腐れ病の菌は、28℃で活動が活発になり、感染力があがります。
水槽に薬を入れ、砂の中を念入りに掃除をしました。
残念ながら、力尽きた金魚もいました。
それでも、対処のお陰で、残った金魚たちも元気になりました。
大体、最適温度は15度~27度くらいです。
でも、この温度範囲内でも急に温度が変われば、星になってしまいます。
温度の急変には気を付けましょう。
安定した状態のエビなら29℃でも、生きていたことは確認しています。
しかし、この段階で体に赤い発疹状の斑点が出ていたので、29℃以下になるようにして下さい。
発疹も5つ以上、出たエビは助かる確率は少ないです。
この場合は急激な変化でも良いので、25℃以下に強制的に下げてもOKです。
温度変化については急に上がると危ないですが、急に下がることには抵抗力は
あります。
高温に弱い性格上、夏場は水槽に扇風機は必需品です。
それでも防げない場合は、凍らせたペットボトルや、氷、保冷剤を入れて温度管理しています。
60cmの水槽で60cm水槽用の扇風機を使っても、2℃しか下がりません。
外気温が30℃を越えると、エビの致死温度になります。
その時は諦めて、クーラーを入れましょう。
初心者は60cm水槽で飼った方が、エビを失う確率が低くなります。
小さいときは温度の変化が激しくなります。
(慣れていても管理の面から言っても、温度や、湿度に敏感な生き物は小型水槽で飼う人は少ないです)
場所に余裕がある場合は、60cm水槽をお勧めします。
環境の管理が断然、楽になります。
成体はわりと丈夫で飼育しやすいです。
しかし、水質の変化には非常に敏感であり、初心者は初期の水慣らしの段階で死なせることが多い。
PHショックには特に弱いので、ペットショップで買った直後は要注意である。
<水慣らしの要領>
1.エビの飼育水のpHと、水槽のpHを計る
*我が家ではpHが1違う場合は、水慣らしに換水 4回としています。
それ以上の時はpH差に合わせて、換水を増やしています。
2.エビのいる水温と、水槽の水温を合わせる。
*このときに飼育水の温度が、数℃単位で違う場合は、30分くらい時間を掛けてすること
3.エビの入っている飼育水の、半分の量の水槽の水を一滴づつ滴下する
*ビニール袋に針で穴を開けて滴下しています
*滴下には最低 20分くらいは掛ける
4.滴下後、水を半分捨てる
5.2と同じ要領で、水に慣らしていく。これをあと、3回は繰り返す
この方法でも乱暴なやり方となります。
理想としては1日掛けて、水を滴下して行くそうです。
失敗した場合は体が赤くなり、全身が赤くなったときに星になります。