コリドラス
コリドラス・アエネウス Corydoras aeneusコリドラスは、南米に広く分布するナマズ目カリクティス科コリドラス属の熱帯魚。
体長は10cmに満たないが、愛らしくファンが多い。
水槽内では、底面を主な活動の場としている。
ほとんどの種類はおとなしく、他の熱帯魚との混泳に向く。
水底を漁って餌を採るので、水槽の掃除屋として飼育されることもよくある。
コリドラスという属名には、ギリシャ語で、「ヘルメットのような皮膚」といったような意味があり、体が硬く大きな鎧状の二列の鱗板で覆われている。
頭部はヘルメットのような頭骨で形成されている。
非常に種類が多く、未記載種も含めると200種にものぼるといわれている。
日本では、アマゾン水系・オリノコ水系・ラプラタ水系等南米各地で採取されたものと、東南アジアで養殖されたものが流通する。どちらも状態よく飼育すれば長生きする。
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主な種類
コリドラス・アエネウス(学名 Corydoras aeneus)
体長約5-7cm。
通称、赤コリドラス。赤銅色の体にメタリックグリーンの発色を持ったコリドラスで、もっともポピュラーに流通している。
非常に丈夫で、飼育や繁殖も容易。
アルビノ個体は白コリドラスと呼ばれる。
コリドラス・パレアトゥス(学名 Corydoras paleatus)
体長約5-6cm。
青コリドラスと呼ばれる種で、灰色の体に黒い斑模様が入る。
白コリドラス、赤コリドラスと並んでポピュラーな種類。
青コリや花コリなどとよばれることもある。東南アジアで養殖されたものが大量に輸入されている。
コリドラス・ジュリー(学名 Corydoras julii)
体長約約5cm。
白い体に、規則的に黒い模様が入るコリドラス。
日本で「ジュリー」として売られているのは、実際にはほとんどがトリリネアトゥスC. trilineatusという別種である。
コリドラス・ステルバイ(学名 Corydoras sterbai)
体長約5-6cm。
茶褐色の地肌に乳白色のスポットが無数に入り、胸びれがオレンジ色に染まる美しいコリドラス。
アルビノ個体も流通している。
コリドラス・アークアトゥス(学名 Corydoras arcuatus)
体長約7cm。
吻先から尾びれ手前までの背に沿うようにある黒色のアーチ模様が特徴。飼育は容易だが、繁殖は難しい。
近縁種に大型になるスーパーアークアトゥス、ロングノーズ体型のロングノーズアークアトゥスなどが存在する。
コリドラス・アドルフォイ(学名 Corydoras adolfoi)
体長約約5cm。
抜けるように白い地肌に、目を通る黒いバンド模様(アイバンド)と背中に黒い模様が入り、肩口にはオレンジ色の発色がある。
飼育は容易だが、水が合わないと肌荒れを起こしやすいので注意が必要。
従来のコリドラスのイメージを払拭した美種。1982年初入荷。
コリドラス・イミテーター(学名 Corydoras imitator)
体長約約6cm。
アドルフォイに似たカラーパターンを持つが、「偽者」という意味の学名の通りアドルフォイとは異なるセミロングノーズ体型をした別種である。
この種を始めとして、コリドラスには似た模様で異なる体型をしたものが多く存在する。
コリドラス・エレガンス(学名 Corydoras elegans)
体長約4cm。
頭部が小さく、紡錘状の独特の体型をしたコリドラス。
他にウンデュラートゥス、ナイスニィ、ナポエンシスなどがこの体型をしたグループに入る。
雌雄で模様が明確に異なり、雄はライン模様の目立つ比較的派手な色をしている。
このグループは他の種類に比べ、水槽の中層をふわふわと漂っていることが多い。
コリドラス・コンコロール(学名 Corydoras concolor)
体長約6cm。
オレンジとグレーの2色に染め分けられた人気の高いコリドラス。背びれがよく伸長する。
コリドラス・パンダ(学名 Corydoras panda)
体長約5cm。
白い地肌に、目を通る黒いバンド模様と尾柄部の黒い斑紋がパンダを連想させる。
かつては高価だったが、養殖個体が主に流通するようになってポピュラーなコリドラスになった。
コリドラス・ピグマエウス(学名 Corydoras pygmaeus)
体長約3cm。
非常に小型のコリドラスで、現地では大きな群れで生活している。
コリドラス・ヘテロモルフス(学名 Corydoras heteromorphus)
体長約6cm。
全身に入る細かいスポット模様が特徴のロングノーズコリドラス。
最近になってドイツから養殖個体が輸入された。
コリドラス・ワイツマニー(学名Corydoras weizmani)
地肌の色は茶褐色で、背と尾の部分に黒い模様が入る。2004年11月に日本に初輸入された。洋書や学術論文でも生体写真を見ることのできなかった幻のコリドラス。
コリドラス“アッシャー”(学名 Corydoras sp.)
体長約5cm。
体側に入る大きなスポットが特徴的なコリドラス。
最近になって輸入されたのだが、一躍人気種になっている。
輸入直後はデリケートなところがある。
コリドラス・アエネウス Corydoras aeneusコリドラスは、南米に広く分布するナマズ目カリクティス科コリドラス属の熱帯魚。
体長は10cmに満たないが、愛らしくファンが多い。
水槽内では、底面を主な活動の場としている。
ほとんどの種類はおとなしく、他の熱帯魚との混泳に向く。
水底を漁って餌を採るので、水槽の掃除屋として飼育されることもよくある。
コリドラスという属名には、ギリシャ語で、「ヘルメットのような皮膚」といったような意味があり、体が硬く大きな鎧状の二列の鱗板で覆われている。
頭部はヘルメットのような頭骨で形成されている。
非常に種類が多く、未記載種も含めると200種にものぼるといわれている。
日本では、アマゾン水系・オリノコ水系・ラプラタ水系等南米各地で採取されたものと、東南アジアで養殖されたものが流通する。どちらも状態よく飼育すれば長生きする。
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主な種類
コリドラス・アエネウス(学名 Corydoras aeneus)
体長約5-7cm。
通称、赤コリドラス。赤銅色の体にメタリックグリーンの発色を持ったコリドラスで、もっともポピュラーに流通している。
非常に丈夫で、飼育や繁殖も容易。
アルビノ個体は白コリドラスと呼ばれる。
コリドラス・パレアトゥス(学名 Corydoras paleatus)
体長約5-6cm。
青コリドラスと呼ばれる種で、灰色の体に黒い斑模様が入る。
白コリドラス、赤コリドラスと並んでポピュラーな種類。
青コリや花コリなどとよばれることもある。東南アジアで養殖されたものが大量に輸入されている。
コリドラス・ジュリー(学名 Corydoras julii)
体長約約5cm。
白い体に、規則的に黒い模様が入るコリドラス。
日本で「ジュリー」として売られているのは、実際にはほとんどがトリリネアトゥスC. trilineatusという別種である。
コリドラス・ステルバイ(学名 Corydoras sterbai)
体長約5-6cm。
茶褐色の地肌に乳白色のスポットが無数に入り、胸びれがオレンジ色に染まる美しいコリドラス。
アルビノ個体も流通している。
コリドラス・アークアトゥス(学名 Corydoras arcuatus)
体長約7cm。
吻先から尾びれ手前までの背に沿うようにある黒色のアーチ模様が特徴。飼育は容易だが、繁殖は難しい。
近縁種に大型になるスーパーアークアトゥス、ロングノーズ体型のロングノーズアークアトゥスなどが存在する。
コリドラス・アドルフォイ(学名 Corydoras adolfoi)
体長約約5cm。
抜けるように白い地肌に、目を通る黒いバンド模様(アイバンド)と背中に黒い模様が入り、肩口にはオレンジ色の発色がある。
飼育は容易だが、水が合わないと肌荒れを起こしやすいので注意が必要。
従来のコリドラスのイメージを払拭した美種。1982年初入荷。
コリドラス・イミテーター(学名 Corydoras imitator)
体長約約6cm。
アドルフォイに似たカラーパターンを持つが、「偽者」という意味の学名の通りアドルフォイとは異なるセミロングノーズ体型をした別種である。
この種を始めとして、コリドラスには似た模様で異なる体型をしたものが多く存在する。
コリドラス・エレガンス(学名 Corydoras elegans)
体長約4cm。
頭部が小さく、紡錘状の独特の体型をしたコリドラス。
他にウンデュラートゥス、ナイスニィ、ナポエンシスなどがこの体型をしたグループに入る。
雌雄で模様が明確に異なり、雄はライン模様の目立つ比較的派手な色をしている。
このグループは他の種類に比べ、水槽の中層をふわふわと漂っていることが多い。
コリドラス・コンコロール(学名 Corydoras concolor)
体長約6cm。
オレンジとグレーの2色に染め分けられた人気の高いコリドラス。背びれがよく伸長する。
コリドラス・パンダ(学名 Corydoras panda)
体長約5cm。
白い地肌に、目を通る黒いバンド模様と尾柄部の黒い斑紋がパンダを連想させる。
かつては高価だったが、養殖個体が主に流通するようになってポピュラーなコリドラスになった。
コリドラス・ピグマエウス(学名 Corydoras pygmaeus)
体長約3cm。
非常に小型のコリドラスで、現地では大きな群れで生活している。
コリドラス・ヘテロモルフス(学名 Corydoras heteromorphus)
体長約6cm。
全身に入る細かいスポット模様が特徴のロングノーズコリドラス。
最近になってドイツから養殖個体が輸入された。
コリドラス・ワイツマニー(学名Corydoras weizmani)
地肌の色は茶褐色で、背と尾の部分に黒い模様が入る。2004年11月に日本に初輸入された。洋書や学術論文でも生体写真を見ることのできなかった幻のコリドラス。
コリドラス“アッシャー”(学名 Corydoras sp.)
体長約5cm。
体側に入る大きなスポットが特徴的なコリドラス。
最近になって輸入されたのだが、一躍人気種になっている。
輸入直後はデリケートなところがある。
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