2012年5月アーカイブ

エビを飼うまでは、彼らにはそんなに知能は無いと思っていた。
飼ってしばらく、そう思っていた。

金魚や、グッピーはそれなりに知能があると思うが、エビの知能は期待していなかった。

食卓から見える位置に、水槽を置いているせいか、彼らとの対面時間は食事の時間と同じか、それ以上である。

水槽の中の住民は私たち、人間の生活のリズムをそれなりに把握しているような気がする。


少なくとも、グッピーはそれなりに視力が良い。
もしくは、聴覚が良い?
水に音が響かない説は、本当なんでしょうかね?

隣の部屋から水槽のある部屋に入った時点で、こちらに正面に向いて泳いでいる。
食事の時に魚が正面に向いて並んで、こちらを見ている光景は、なんかイヤ~な感じがする。
それも一直線に並んで、泳いでます。
餌を与えて機嫌を取ってみる。

しかし、彼らは人間の観察を止めません。
どもう、目的は餌ではないらしい。
普段、君らをジ~~~と見ている、私たちに何かを言いたいのかと思ってしまう。


最近、気が付いたのだけど、エビも同じように上に浮かんで来るんです。

それもカージナルテトラを、踏み石のように飛びもって、水面の上に陣取っている。
「蹴られて痛くないの?」とテトラを見ているが、いつ見てもテトラは蹴られている。


我が屋のエビちゃん’Sは、エビ界の常識(?)である、エビ=シャイは成り立たない。

捕食動物の端くれである、人間にも堂々としている。
小魚を蹴るくらい、朝飯前なんでしょうね。

私の腕もよく蹴られるので、たまには「人間様の恐ろしさを教えてやる」と言って、尻尾を掴んでやったりするが・・・。
私の一撃には殺気がないんでしょうね。
掴んだときは嫌がっているが、放したら懲りずに登ってくる。

でも、手が滑って叩き殺しそうになったときは、本気で逃げていた。
殺しそうになった私に対して、次の瞬間には踏み台として接してくる。

殺す気がないのが、分かっているらしい。
なんでやろう。

彼らも、彼らなりに、何かを判断しているようです。


水槽なんかがないと、君と私は同じ空間で、目を合わせることなんてないよね。
一緒に顔を合わせて早、2年。
お互いに知らない事ってあるもんだね~。

苔取り作戦

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<苔取り作戦>
お腹を空かせたヤマトエビ 17匹

ペットショップにいるときは、彼らは腹を空かせています。

これはペットショップが怠慢して、お腹が空いている訳ではありません。
彼らの食欲を満たす量の食事とは・・・、四六時中与えることだからです。
そんなことをすると、水槽は汚れて、商売にならないからです。
そんな訳で飼ってきた直後のエビは空腹でいます。

苔を取るときは、買いたてのエビがお勧めです。


作戦.1
派兵する前日、飼っている魚は一日以上は絶食にする

(戦略理由)
エサの食べ残しを極力、減らすため。
魚のエサがあると、苔よりもエサを食べる子がいる。
苔取りに専念して貰うため、余計なエサは増やさない。



作戦.1
派兵してから24時間、電気はつけずに放置。

(戦略理由)
常に真っ暗にすることで、夜行性の彼らの能力を最大限に生かす。
電気をつけると食事を止めることがあるからです。

苔の全滅は出来ませんでしたが、24時間後、苔の3/4は無くなっていました。

その後、水草勢は勢いを増して1ヶ月後、1/10の量に苔は減りました。


そして、糸苔は消えました。



緑コケ・茶コケは少々、出ます。

が、エサをやれないときの成魚の非常食として、稚魚達の良いおやつにとして、適当に撤去し、適当に放置しています。


月日が経ち・・・コケ達がいないと、魚も私達も困るくらい、コケ達は水槽管理には大切な存在になりました。

今はコケと共存しています。



大量発生したときは、コケが邪魔で仕方なかったです。

しかし、コケの仕事は水中の有毒物質をエサとし、無毒化の手助けをすることだったり。水槽内 バクテリアの繁殖を助けるため、適度にいないといけない生き物です。

水槽内のバランスが崩れたら魚やエビよりも先に、増殖と言う目に見える手段で、水槽の危機を教えてくれます。



このページを読んでいる人の中には、コケに頭を痛めている人もいるでしょうね。

考え方を変えて全てを撤去するのではなく、コケを生かして、活かす方法を考えると、大量発生は減るかも知れませんよ。

それとも水槽内の環境の悪化を、教えてくれているのかも知れません。



必要にない生き物は、水槽内に自然発生はしませんから・・・。

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