苔取り作戦

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<苔取り作戦>
お腹を空かせたヤマトエビ 17匹

ペットショップにいるときは、彼らは腹を空かせています。

これはペットショップが怠慢して、お腹が空いている訳ではありません。
彼らの食欲を満たす量の食事とは・・・、四六時中与えることだからです。
そんなことをすると、水槽は汚れて、商売にならないからです。
そんな訳で飼ってきた直後のエビは空腹でいます。

苔を取るときは、買いたてのエビがお勧めです。


作戦.1
派兵する前日、飼っている魚は一日以上は絶食にする

(戦略理由)
エサの食べ残しを極力、減らすため。
魚のエサがあると、苔よりもエサを食べる子がいる。
苔取りに専念して貰うため、余計なエサは増やさない。



作戦.1
派兵してから24時間、電気はつけずに放置。

(戦略理由)
常に真っ暗にすることで、夜行性の彼らの能力を最大限に生かす。
電気をつけると食事を止めることがあるからです。

苔の全滅は出来ませんでしたが、24時間後、苔の3/4は無くなっていました。

その後、水草勢は勢いを増して1ヶ月後、1/10の量に苔は減りました。


そして、糸苔は消えました。



緑コケ・茶コケは少々、出ます。

が、エサをやれないときの成魚の非常食として、稚魚達の良いおやつにとして、適当に撤去し、適当に放置しています。


月日が経ち・・・コケ達がいないと、魚も私達も困るくらい、コケ達は水槽管理には大切な存在になりました。

今はコケと共存しています。



大量発生したときは、コケが邪魔で仕方なかったです。

しかし、コケの仕事は水中の有毒物質をエサとし、無毒化の手助けをすることだったり。水槽内 バクテリアの繁殖を助けるため、適度にいないといけない生き物です。

水槽内のバランスが崩れたら魚やエビよりも先に、増殖と言う目に見える手段で、水槽の危機を教えてくれます。



このページを読んでいる人の中には、コケに頭を痛めている人もいるでしょうね。

考え方を変えて全てを撤去するのではなく、コケを生かして、活かす方法を考えると、大量発生は減るかも知れませんよ。

それとも水槽内の環境の悪化を、教えてくれているのかも知れません。



必要にない生き物は、水槽内に自然発生はしませんから・・・。

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このページは、t.nが2012年5月 1日 17:12に書いたブログ記事です。

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