2012年7月アーカイブ

関西は昨日に梅雨があけました。
「そろそろ、夏か~」と思ってふと、水槽を見ると水温が29℃に・・・。

エビは元気である。

あわてて氷を持って水槽へ走りました。
水温が25℃になったのを確認して、扇風機をつけました。

エビに赤い発疹もない。
(温度の影響が出ると、ヌマエビは赤の点々が出ます)
安定している水槽だと彼らは結構、強いですね。

買った直後の彼らがどれだけ弱っていることか。
家のエビたちを見ていると、思い知らされます。

とうとう、水温との戦いの日々が始まってしまいました。
エビ主にとっては、夏って地獄ですよね。
冷房を切らすと、死んでいたりする季節の始まりです。

冬はヒーターさえあれば、勝手に温度調整をされる。
だから、冬は管理が簡単。

だけど、夏はそうは行かない。
扇風機で下がる温度なんて、良くて2℃。
クーラーも直に当たる位じゃないと、温度は変わらない。
夏の温度管理は以外に難しい。

温度管理が面倒なので、私は60cm以下の水槽は使いません。

小型水槽は温度のアップダウンが激しく、一定温度を保つには一日中クーラーを入れる以外に方法がないからです。



水温の影響を考え、夜にライトを付けるって人も居るようですけど、それは限定条件付きって、どれだけの人が知っているのだろうか?

その条件とは「夜にクーラーを付けっぱなし」である。
設定温度はもちろん、25℃がベスト。
27℃にする場合は、朝から温度の調節が必要になることもある。
(一日中 クーラーを掛けているって人は、温度調整は関係ないですけど・・・)

あと1℃で致死温度だから、27℃キープは心臓に悪いです。
何かあって温度が上がる事なんて、良くありますから。
保険をとって25℃か、26℃が望ましいと思っています。

夜って言っても、関西は25℃を越える日もある。
エビの限界温度は、28℃です。
寝ている間にライトを付けなくても、4,5℃は上がる。
ライトなんて付けたら、30℃なんて簡単に越えます。

夜にライトを点ける場合は、気を付けた方がいいですね。
新顔はもう買えない?

気温が25℃を超える頃から、新顔のエビを買うことを控えています。
理由は移送途中に液温が上がり、エビが☆になってしまいやすいからです。

それでなくても水替えのストレスで、魚に比べたら☆になり易いエビちゃん達。
これに温度のストレスも入ると、更にお空に帰ってしまう子が増えてしまいます。

でも、ペットショップではこの時期にエビのセールがされていたりします。
始めてエビを買おうとしていると、思しき人が買っているのを見かけます。
これを見ていると、「移送中に死んじゃうのを見越して、売っているのか?」って思えたりもします。

その子たちが上手く、転居先で生きていけることを願いながら見ています。

数年前に同じように僕も夏にエビを買って、何匹かを天に見送ったんですよね。
なんか、人ごとに見えません。

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